ED19 2号機(ワールド工芸)制作記

 

2号機「ワールド工芸」の制作記(豊川K氏所蔵のキットを管理人が制作代行することになりました)

2021年4月4日

 天井板↓先に2枚重ねたものを、取り付けます

 側面フィルター↓ボディ補強も兼ね2重張りになります


4月10日 ランボードを切り出し↓ムカデの足を90度曲げ、慎重に設置します


 ボディーアングル↓平面展開板を切り出し、折り紙を折るように立体に仕立てます



4月17・18日
 顔↓2枚重ねで補強です      ステップ↓2つ一組  妻角ステップZ状に折り曲げ  扉の取手&受台(とても細かい部品)
    
1エンドと2エンドでは↓中央扉の作りが異なります

 天井の横梁(吊輪付と無し)↓

 パンタグラフ台座↓折り紙を折る要領で立体にします

 一旦ここで仮組してみると↓こんな感じです


4月25日
 運転台↓床の組み立て(金属折り紙です)

 1エンドと2エンド側↓座席背後の切り込みが異なっているのに注意!


4月29日
 運転台↓完成(ノッチまで忠実に再現)

 運転席「側窓ひさし」↓の切り出しと組み立て


5月1日
 ひさしと天井機器↓取り付け

 ヘッドライト受台↓折り曲げと設置    避雷器下の配線パーツ↓付け忘れに注意です(2号機は他の号機と異なります)


5月2日
  ギアボックス↓作成に入ります(図面とにらめっこで、展開図状のパーツを慎重に3D化します)


 ギアボックス↓左右微妙に異なります(図面には片側のみの記載のため、応用力が求められます)


5月3日
 ギアの組み込み↓車輪取り付け組み立て(どれがどこの部品か、現物合わせでピックアップ)


 動輪とギアボックスの間に↓側面ガイドを両側差し込み、ネジ止め(強度UP&車輪の振れ止め)

 上回りと動力系が、ここまで出来ました。


5月4・5日
 いよいよ、次は足回りに入ります


 台車枠の切り出し↓立体展開(この段階ではペラペラで、とても優しく扱わないとなりません)



 仮置き(3枚重ね)すると↓こんな感じ(奥行きが増し、これはリアル!)
 

 先台車の板バネ↓慎重に折り曲げます
 
 台車枠の前方から各パーツを組み込み↓     デッキを切り出し↓折り曲げて強度UP

 先輪の板バネ↓組み込み

 デッキを仮置き↓こんな感じ


5月16日 前面「デッキ先端板」↓切り出し・成形・取り付け

 デッキ床板↓ステップ境板の取り付け

  ステップ支柱↓取り付け      開放てこ支柱↓中央左右の3か所取り付け


5月17日 開放てこ↓切り出し・成形


5月18日 「やっちまった!」3枚重張り接着のハンダ流し込み中に↓軸箱が・・・「ホワイトメタル」が、こんなにも簡単に溶るとは・・・

  溶けた軸箱、ワールドさんへ問い合わせたところ、在庫は潤沢で1個(300円)での購入郵送となりました。

5月20日  デザインナイフで↓根気よく慎重に削り取り、台車枠の発掘(現状復帰)


5月29日 ブレーキシリンダー周りに着手↓1エンド側専用のブレーキアームの取り付け  組付け順間違え↓後からの差し込みが出来「ほっ・・」


5月30日 デッキ階段↓4つのパーツからの組み立て⇒ 取り付け



6月5日 三段目スッテプと開放てこ↓取り付け

  先台車の台座↓組み立て、裏面に取り付け


6月6日 2END側の台車枠、制作開始


6月12・13日 2END側↓ステップ、開放てこが付き、1ENDに追いつきました


6月19・20日 ブレーキアーム↓周りの制作(ブレーキの向きは、動輪を挟むのではなく片側の同じ向きです、お間違いなく・・・




  いよいよ↓デッキ手すりの制作に入ります


 なんと↓ステップの手すり取り付け位置が「前面は中央より」「背面は外側」が正しく、逆につけていました⇒ 何とか外して付け直しできて良かったです・・・

 手すり高さも↓前と後ろでは異なります


7月24・25日 ほぼ1カ月ぶりの制作再開
 2END側の手すり作成後、ブレーキ作動アーム↓取り付け            つけ忘れていた動輪のスポークパーツ↓取り付け
 

 ステップの内側↓前面板の取り付け


 先台車枠↓切り出し、組み立て⇒ 取り付け



7月31日・8月1日
 運転台↓取り付けを試みる(床板接続アングル正面が邪魔している)、正面の折り返しを取り除くことで取り付けられることを確認

 

 動輪の板バネ↓組み立て図面に登場しない未使用のパーツ、もしかして・・・軸箱を付ける前に取り付けるのでは


 油壷↓溶けやすい軸箱装着(瞬間接着剤)の後なので、ハンダ付は回避です


 ギアボックスを装着↓ ついに、ここまで来ました



 試しに車体を載せてみると・・・・・・・・・Good!


8月7日・8日
 ヘッドランプ取付後↓正面お顔を設置             ブレーキホース↓取付
 

 二重張りの床板↓作成に入ります

 二重張り↓こんな感じです


 床下機器↓切り出し組み立て、取り付け
 

 ギアボックス↓取り付け部の構成(ワッシャも切り出します)
 

8月11〜13日    ATS↓切り出し⇒ 組み立て⇒ 取り付け


 サイドタンク↓取付版の切り出しと組み立て   タンク固定ステー↓ねじ止めに変更、穴あけタップ切

 タンク配管↓真鍮線を現物合わせで折り曲げて作成となります


8月14日
 ウエイト指示枠↓切り出しと組み立て

  モーター↓取り付け

  配線後、ウエイト指示枠↓取り付け



 パンタグラフ↓制作取り付けに入ります、碍子の切り出し⇒ 取り付け



8月15日 パンタグラフ組付け↓完成


8月28〜29日 妻面とのつなぎ目↓パテ埋め&バリ取り補正⇒ 塗装洗浄前に、プレート類を「速乾アクリア」で貼り付け(乾くまでに微調整できます)

   1END側↓(生地完成)です

   2END側↓


9月4〜5日 いよいよ塗装前の洗浄に入るため↓一旦バラし、「ジフとキッチンハイター」で油分と汚れを落とし↓良く乾かします

 まずは、運転席内装とギアボックスから塗装に入ります↓、金属用プライマーとして「ミッチャクロン」を吹付け半乾きのところで塗装を開始


9月9日 下回りとパンタ台枠↓艶消し黒塗装し、碍子は白に
 

9月11日 次に上回りとパンタグラフ↓塗装です        塗装済ギアボックスから台車枠への↓再組み付け
 

9月12日 運転台&上回り↓細部の補色と、プレートなど塗装で埋まった金属部の磨き出し、ワイパー取付けです↓
  
   パンタグラフと集電版↓取り付け


 窓ガラス取り付け↓99%「完成」  ヘッドライト点灯の有無を、この後オーナーへ相談です ※ただし、配線経路は0.3mmの線1本しか通せません
 

9月25〜26日 ヘッドランプ(LED)取付け↓基板から一旦LEDを取外し、0.3mmの導入管に配線を慎重に通しLED背面を両面テープで固定

   LED配線↓元の基板へ再接続(ハンダ付)       点灯再確認↓こんな感じです

   車体から↓仮配線⇒ 天井にLED基盤を両面テープで固定⇒ LED配線を束ね↓整えます

 ヘッドライトレンズ↓電球色のLEDですが、更にレンズにもクリアーイエローで調色します   連結器↓井門カプラーを取付け
 

  レンズ取付け↓遂に「完成」 4月4日から途中1か月間の中断を挟み、本日9月26日をもって制作完了です。