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D51272 「チビクロ号との思い出」
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クモニ13 025(しなのマイクロ)制作記
■1981年に購入して以来お蔵入りしていた↓「しなのマイクロ クモニ13」
40年の歳月を経て、やっと制作に取り掛かります。
まずは↓現物合わせで荷物扉の取付けから始めます
次に↓乗務員扉です 取り付け位置の目印が皆無なので、隣の窓などとのバランスと平行に細心の注意がいります
扉関係の取付け完了↓ 窓枠の取付けに移る
窓位置を慎重かつしっかり固定し「仮付け〜本付け」へと慎重に進めます↓扉・窓全て取付け完了
妻面、床板、床板受けアングル、雨どい↓いよいよ「顔」と「背骨」の重要部分へ入る
床板止めアングル↓先の荷物扉底面に支えられるような形での位置決め固定となる
妻面正面窓の形状が、2面共全く同じパーツ(飯田線のクモニ13を狙うため、窓枠改造に入る)
真鍮細板を窓枠に合わせて切り出し↓窓の段違いを表現し、中枠は切断して撤去
実車のように片エンドのジャンパ穴↓ちょうど手頃な釘を転用して塞ぐ
(釘を適当な長さに切断後↓ドリルチャックでくわえ、ルーターで板厚近くに削り出し)
ハンダ盛りを削り出し↓窓枠と共にエンド毎の特徴ある顔を再現
いよいよ、妻面の取付けです↓裾が開き気味で天井のRも合わせながら慎重な位置合わせが求められる(結構たいへん)
エンドで異なる妻面(顔)↓遂に再現
当時のキットには下回りは全く含まれていないため、今回は少し工数削減も兼ね安定した走りと造形(プラ)に定評の
KATOクモハ12下回り↓からの転用を試みます(昨年刈谷F氏から譲っていただいた時から、企んでいました)
突起部を思いきってニッパーでカット↓(クモハ12へは戻らなくなり後戻りは無し) なんとプラ床板厚みと真鍮床厚みがほぼ同じ
フラットな床板になったが↓戻せるパーツは極力戻し(強度確保も兼ねます)台車集電版からリード線でモーター端子へ直結
ボディを仮載せ↓なかなか良い感じ(狙いどおり)
下回りの目途が立ち↓再び上回りのシール・雨どい類の取付けに取り掛かる(シールには、あらかじめハンダコーティングを施す)
0.4mm真鍮線で↓取っ手制作(手曲げ)に取り掛かる 手曲げした「取っ手」を仮にはめてみる↓こんな感じ
両妻面と天井だけで↓20ヵ所に及ぶはんだ付け
天井回り↓KATO クモハ12と並べ、流用できそうなパーツに当たりを付け
パンタ周り↓KATO特有のセンター止め 外したランボードとパンタを置いてみる センター留め穴を開け↓パンタ下部突起の高さ調整
パンタをセンター留め↓現物合わせで、碍子の差し込み穴を開けます パンタ下部を削り高さを合わせ↓ランボードの爪を取り除きます
パンタとランボード↓移設完了(いい感じです) 次に荷物扉のディテールアップ↓0.3mm真鍮線で持ち手と取っ手を自作し穴を開け取付け
正面中央窓下↓通風孔の取付け 屋根上機器↓ヘッドランプ、避雷器、ベンチレター
ランボードからの配線↓0.6mmと0.4mm真鍮線を使い、実車の写真を見ながら現物合わせで造形です
モータ配線↓両台車からの集電へ強化します
下回り側面↓艶消し黒で筆塗りし、プラ感を抑制
荷物扉下↓擦り減ったズリ板を表現するのに、ポロシャツの布を貼ってみます
信号炎管の位置↓穴あけ 避雷器周りのディティールアップ↓配線
運転席背後↓仕切り板の作成⇒「厚紙」を塗装
妻面↓塗装前の段差修正(パテ埋め)⇒ 生地完成
ボディ塗装↓ミッチャクロンを吹き⇒半乾きでサーフェーサー塗布 避雷器・ベンチレター・ランボード・信号炎管↓塗装
スカ色塗装↓クリーム(グリーンマックス5)から開始
荷物扉の段差に対応↓まず1mmで縁取りマスキング
マスキング後↓青色15号(グリーンマックス07)で塗装
スカ色塗装↓完了⇒ 天井塗装に向け側面のマスキング
天井塗装を終え↓パンタ周り+ベンチレター取付け
窓ガラス+荷物室窓格子↓取付⇒ 運転席デフロスターとワイパー+ヘッド・テールライトレンズ、ジャンパ線設置
キット購入41年目で遂に「完成!」